写真をはじめた


幼い頃、英語の hobby は一生続けられるような趣味のことを言うのだと聞いた。自分なりに趣味を持っていたつもりであったが、気がついたら仕事だか趣味だかわからなくなり、楽しかったはずのものがすっかり楽しくなくなっていた。
「なにか仕事と関連のない趣味を持とう」そう思ったのはもう何年前のことだったか。

私の友人はずいぶん昔から写真をやっているのがいて、腕もプロ並みのがいる。出来れば写真で食っていきたかったのだそうだが、もともとプロの写真家と言われる人が数少ない中、本当に写真一本で行くのはとても厳しいことだというので写真は趣味にとどめ、別の仕事を始めた。彼の写真こそ英語の hobby であるのだろう。

彼に影響されたのではないのだが、あるときから写真をやってみようと思い立った。何を撮りたいという強い動機があったわけでもなく、ただ「なんとなく」というずいぶんといい加減だ動機からだ。ただ、いざ写真を始めようと思うと、カメラがいる。だからカメラを探し始めた。代表的なデジタルカメラのメーカーだけをあげてもずいぶんある。キャノン、ニコン、ソニー、ペンタックス、パナソニック、渋いところではシグマ。コンパクトデジタルカメラに至っては、カシオなんかも出していたと思う。

印象的な写真を撮ってみたいので、一眼レフに絞ることにした。ちょっと時代遅れかもしれないが、何から何までやってもらえるより、いろいろ触れた方が長く続くと思ったからだ。レンズをいじったり、露出を変えたり。もちろん一眼レフにも今時の物は自動のモードもあるし場合によってはスマイルシャッターまである。だが、下手の横好きになるかもしれないけれども、いろんな絵を作っていく楽しみはあるような気がする。

新しいカメラを握ってまだ2週間ほど。ビギナーズラックというのだろうか?まさかの一枚がとれている。
(まあ、カメラのおかげだと思うが。)

まさかの一枚。

まさかの一枚。

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カテゴリー: 写真

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